価値観
スイス旅行で昼食後の自由時間にスケッチを楽しんだ。
夕食時、ツアー客に披露すると、その場で商談成立。
スケッチブックから切り取り、額無しだから7000円。
帰宅後、
友人も欲しがっている、コピーをしても?の、問い合わせが有った。
然し、法律に詳しい人がいる。と即答は控えた。
と、電話相談される。
著作権は絡むが、感動は拡散する、商いでなければОK。と助言する。
2時間程費やしたらしいが、大阪の最低賃金を遥かに上回るご褒美に感心する。
この人はある意味で天才?かもしれない?。・・・と記憶をたどると
思い当たるエピソード等も蘇った。
新しく出来た森ノ宮のキューズモールに絵画教室がオープン。
日展の審査委員が画集をひろげ、特選作品を参加者に披露された。
この作品は現在どこにあるのですか?の質問に、
先生は、倉庫に眠っている。と答え、
公共施設の壁面に飾れば・・・・。には、
こんな大きな作品は引き取り手がない。それに、絵が売れる時代でもない。
と話された。
無料体験の授業は、リンゴのデッサン。
参加者の作品を批評し、修正される手の動きを見て、
修行は継続していない、写真それともパソコン利用?の疑問。
横にいた天才?は、途中退席を促す。
失礼だから、と、何度も引き留めたが、退出してしまった。
美術研究所にりんごを持参し、先程の非礼に対しての小言には、
無駄な時間だった。と答えた。・・・・etc
・
数十年前に奈良で開催された人体デッサン展や
将来は、文化勲章を頂くので額に入れて下さるのなら差し上げます。
と、研究所の天才から頂いた1981年の人体デッサンを見つめてきた日々等々
・・・etc・・・
人体デッサンを継続できることに感謝し、ダビンチに想いを馳せる。
作品の価値は特選等ではなく、大切にされること、そして銭。
後日談
著作権がらみのアドバイスが?
原画も半額になったが、感動は拡散しそう・・・1
後書き
手紙をくださった方に失礼だから、名前は削除して。
ホーム頁は見ないと思うが、万が一を考えると、・・・と、指摘される。
素晴らしい内容故掲載したが、そこまで考えは及ばなかった。
と、早々に、blogを修正。
デリカシーのなさを恥じ、一般常識は健在だった。と、安心する。
エピローグ
当日は支障なしと返事、数日後、予約もOKの連絡がある。
主人に話すと、その日は広島の平和運動に毎年参加している。
と言われて夫婦喧嘩。
友達に詫び、食事会はキャンセル。
再度、メールで詫びる。しかし、返信がない。
と、
人体部の席順抽選後に相談される。
旅行で芽生えた友情はこれでおしまい・・・作品も破棄される筈・・・。
2人に、1000円程度のお菓子に、不愉快な思いをさせて、
ごめんなさい。の手紙を添える。くどい言い訳は禁止。
と、アドバイス。
お金はどうでもいい・・・主人は、了解していた。と、悔む。
ご主人は、たんなる日時の勘違い、キャンセルは広島が正解。
判断したアンタが悪い。と、叱った。しかし、???、
3週間の感動も?・・・etc.・・・
人の世は一瞬で変化する。
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翌日の報告
広島は来年もいける。と、仕事から帰った主人が食事会への参加を薦めてくれた。
早速、連絡すると友人も大喜びで、ホッとした。
出勤前の夫婦喧嘩、頭も冷えて反省、ご主人も常識人だった。の感想に、
優しい主人で・・・のおのろけが続いた・・・
これで、作品は残った。には、心も晴れた。のセリフ。
晴れやかな笑顔に、叱りすぎたか?と反省もする。