忖度
古都奈良を代表する興福寺に安置されている国宝の阿修羅像。
ギリシャ・ペルシャなどバラモン、ヒンドウー教の流れをくむ最高神インドラは軍神。
その思想を包みこんだ阿修羅像の原型の顔は荒ぶる厳しい。
聖武天皇の1300年前の時代は、遣唐使によって新羅経由で文化を吸収し、
我が国独自の文化を目指していた。
反面
外国の脅威と侵略に慄き、干ばつによる飢えなどで苦しんでいた。
光明皇后は、護国と1歳に満たない子供を亡くした懺悔と供養、の意味合いを込め
阿修羅像を造らせたが、
高さ153cmの像は戦いの神であるのに6本の腕の中央で合掌、
3面の表情には悲しみ、怒り、ほほえみを感じさせるらしい。
10代半ばの子供をイメージした表情等は、皇后の注文か、作者の意図か、
は想像するしかない。(NHK番組より)
最近、モナリザの謎が、科学によって解明された。
しかし、認めたくはない。
微笑みの謎は???が、・・・