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賽銭箱は省略。

最近、80数年続く書道展を見学。

2席に該当する壁面に20数点。1席の会長賞の壁面と比較して友人の2席の作品が

一番と勝手に判定。

しかし、レベルが低い。

書は日展が最高峰と会場で批評を述べると、

おばちゃんが先の日展の不祥事を取り上げる。

書の芸術部門は日展に統一されている。それ以外は教育書道と好き勝手な書と認識している。

統一されているが故不祥事が表に出る。

は、賞をありがたがる人に言っても無駄と判断。

権力者の主観が多くを占め影響する絵画評価は、文展を契機に多数の団体を発生させた。

権威に背を向けた美術団体だったが、

ボスが愛人に毛皮のコートを買ったり、賞をやったり、好き勝手したので、

行動展を創った。

入選や賞と言っても裏があると指を丸め、小指を立て、委員になるのが遅かった、

体がついてこない。と、笑ったのは二紀の先生。

それなりに名を残され、旅立たれたので、言ってもよいか?・・・

この世界が世の中で一番汚いかも・・・の

セリフを残した先生がいたことを付け加えておく。

日展に入選したことがある先生もいらっしゃいます。と、会場での説明。

日展会員、会友もいない書道展が分裂もせずに永く継続しているのは教育書道?

条幅作品の仮名を読みながら、書のことは判らないが、これぐらいなら書けそう・・・

インテリと思っていた友人の批評に、それは小学5年生の作品。の、指摘。

会場は笑いに包まれたが、過去の失敗も胸をかすめる。

思ったことを口にするのは、ただのアホ・・・。しかし、正直が一番。

これでいいのだ、の居直り精神故、他人の反発が多・・・

3人集まれば派閥ができるは世の常、この書道展の継続理由の一つは、

おそらく先生方は月謝で潤い、礼節を知り、甘い蜜には一生懸命でない・・・

と想像・・・。

あとがき。世は移ろうとも、子供には、読み書きソロバン、そして教育勅語。

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